【日本ベッド】マットレス全17モデル比較|シルキーポケットの違いとおすすめ

  • 日本ベッドのマットレスは種類が多くて、どれを選べばいいかわからない
  • シルキーポケットとビーズポケットで何が違うのか知りたい
  • ソフト・レギュラー・ハードのどれが自分に合うのか判断できない

「日本ベッド」は1926年創業のベッド・マットレス製造を主力とする国内メーカーで、一流ホテルから一般家庭まで幅広く支持される国産高級マットレスブランドです。シングルサイズに1200個のコイルを詰め込む超高密度のポケットコイルと、職人の手仕事で仕上げる作りの良さに定評があります。

マットレスは自分の体格や寝姿勢に合わないモデルを選んでしまうと、寝返りのしやすさや日々の寝心地の満足度にも影響します。長く使う道具だからこそ、日本ベッドのマットレスは各モデルの構造や硬さの違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、日本ベッドの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のマットレスを全モデル比較します。シリーズ別・硬さ別のおすすめモデルも紹介しますので、日本ベッドのマットレスが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

日本ベッドとは100年の歴史を持つ国産高級マットレスブランド

日本ベッドのブランド概要の図解: 創業=1926年、生産=自社工場の手仕事、納入先=帝国ホテルなど、ショールーム=青山・大阪など

日本ベッドは1926年に誕生した、日本のベッドメーカーとして最古級の歴史を持つマットレスブランドです。帝国ホテルをはじめとする一流ホテルへの納入で培った耐久性の基準を、そのまま家庭用マットレスの設計に持ち込んでいます。

国産の高級マットレスとして支持され続けている理由は、寝心地を詰め物ではなくスプリングそのものから作るという一貫した設計思想にあります。シングルサイズで1200個という一般的なポケットコイルマットレスの約2倍のコイル密度も、日本ベッドの製品を語るうえで欠かせない特徴です。

日本ベッドのブランドコンセプト

日本ベッドは「SLEEP QUALIA」というコンセプトを掲げ、「眠りの感性をカタチに」という考え方をものづくりの軸に据えています。人生の約3分の1を占める睡眠時間をより快適にするという発想が、素材選びから縫製の精度まで一貫して反映されています。

コンセプトは抽象的なスローガンにとどまりません。コイルを蜂の巣状に並べて密度を高める、エッジをウレタンで包んで当たりをやわらげるといった具体的な工法として、日本ベッドのマットレスに落とし込まれています。

ブランドカラーの「日本ベッドブルー」は、夜空と明日につながる明けゆく空をイメージした色です。眠りから目覚めまでをひと続きで捉える姿勢が、ロゴの色にも表れています。

日本ベッドの歴史・創業背景

日本ベッドの創業は1926年(大正15年)。創業者の宇佐見竹治が帝国ホテル勤務時代に触れた「ベッドで眠る」という西洋の文化を、日本の住まいに持ち込もうとしたところからマットレスづくりが始まりました。

ホテルの客室で使われるマットレスには、不特定多数が毎日使っても形が崩れない耐久性が求められます。日本ベッドは一流ホテルや皇室関係施設へ納入する中で、エッジのヘタリを抑える工法や寸法精度の管理を磨いてきました。

ホテルで鍛えられた基準が、そのまま現行モデルの構造に受け継がれています。家庭用のエントリーモデルにまでロールガードが採用されているのは、その名残りです。

日本ベッドの特徴・強み

日本ベッドの強みは、自社工場での職人による手仕事、超高密度ポケットコイルという独自路線、ホテル品質の耐久性という3点に整理できます。とくにスプリングユニットの成形とエッジングは、機械では代替しにくい熟練の作業として残されています。

一般的なマットレスが詰め物の厚みで寝心地を演出するのに対し、日本ベッドはコイルの線径を変えることで硬さを作り分けるのが特徴です。表面のふかふか感ではなく、体を支える力そのものが変わるため、体格や寝姿勢に合わせた選択がしやすくなっています。

寝心地の感じ方は体重や普段の寝姿勢で大きく変わります。日本ベッドは青山・新横浜・名古屋・大阪・広島・福岡のショールームと仙台のギャラリーを構えており、購入前に実際のマットレスへ寝て比べられるのが強みです。

日本ベッドの機能とテクノロジー

1200個の高密度コイルが体を支えるの図解: コイル数1200個、コイル密度約2倍、シルキーコイル線径3種類

ここでは日本ベッドのマットレスに搭載されている独自テクノロジーを解説します。公式が掲げる「マットレスの4つのポイント」を中心に、他社のポケットコイルマットレスと寝心地が違う理由を構造の面から見ていきます。

技術ごとに担う役割はそれぞれ異なるものです。コイルの並べ方が体圧の受け止め方を決め、ユニットの成形方法がコイル1本1本の動きやすさを左右し、側面の加工が長く使ったときの型崩れを防ぎます。

日本ベッドのマットレスの寝心地を支える独自の機能・テクノロジーは、以下の6つです。

  • 千鳥組みのポケットコイル|シングル1200個の超高密度構造
  • シルキーコイル|線径で選ぶ3つの寝心地
  • フレックスアセンブリ
  • ロールガード
  • テープエッジ
  • タフティング(ハンドタフティング/ブラインドタフティング)

千鳥組みのポケットコイル|シングル1200個の超高密度構造

千鳥組みのポケットコイルは、コイルを蜂の巣状に交互に並べるハニカム配列によって、限られた面積により多くのスプリングを詰め込む構造です。日本ベッドのマットレスはシングルサイズで1200個のコイルを使用しており、従来製品の約2倍の密度になります。

コイルを整列させて並べると、どうしてもコイル同士の間に隙間が生まれます。日本ベッドは列をずらして噛み合わせることで隙間を減らし、体が触れるどの位置にもスプリングが当たる仕組みです。

支える点が細かくなると、肩や腰といった出っ張った部位だけに荷重が集中しにくくなります。睡眠中の複雑な寝返りにもきめ細かく追従するため、寝姿勢を変えても体が跳ね返されるような違和感が出にくい仕上がりです。

シルキーコイル|線径で選ぶ3つの寝心地

シルキーコイルは、日本ベッドが高密度ポケットコイルに用いる細身のスプリングです。φ1.2mm・φ1.3mm・φ1.4mmという3つの線径が用意され、同じコイル数のまま硬さだけを変えられるようになっています。

ソフトがφ1.2mm、レギュラーがφ1.3mm、ハードがφ1.4mmという対応関係です。詰め物を厚くして表面をやわらかく見せる手法とは異なり、体を押し返す力そのものを線径で調整しているため、長く使っても硬さの性格が変わりにくいという利点があります。

マットレス選びでは「表面の柔らかさ」と「支持力」を混同しがちです。日本ベッドのシルキーコイルは支持力を線径で選ぶ仕組みなので、体重が重い方が沈み込みを避けたいならハード、肩の当たりをやわらげたいならソフトというように、体格と寝姿勢に合わせて選べます。

フレックスアセンブリ

フレックスアセンブリは、ポケットコイルの上面と下面だけを不織布の帯でつなぐ、日本ベッド独自のスプリングユニット成形技術です。コイル同士を全面で接着しないことが構造上の要点になります。

一般的なポケットコイルは、袋同士を接着剤で固めてユニット化します。接着面が広いほどコイルは互いに引っ張り合い、独立して動く余地は狭くなりがちです。日本ベッドは上下の帯だけで束ねることで、1本1本がしなやかに動ける状態を保っています。

コイルが自由に沈み込めると、体の凹凸に沿って支持面が変形します。腰だけが沈む、肩だけが浮くといったズレが起きにくくなり、体の線をなぞるように支えられる寝心地が魅力です。

ロールガード

ロールガードは、マットレスの縁をウレタンで包み込み、やさしい丸みに仕上げる日本ベッドのサイド加工技術です。ホテルへの納入で求められた耐久性への対応から生まれました。

マットレスは端に腰かける動作の繰り返しで、真っ先に縁が傷みます。日本ベッドは追加の材料と手間をかけてまでエッジをウレタンで覆い、長期使用による縁のヘタリを抑えています。エントリーモデルのビーズポケットベーシックにも採用されている点は、耐久性への姿勢がよく表れた部分です。

丸みのある縁は体への当たりもやわらかくなります。ベッドに腰かけて靴下を履く、端に寄って寝るといった日常の動作で、角が太ももに食い込むような硬さを感じにくい仕上がりです。

テープエッジ

テープエッジは、マットレス側面のボーダー地と表面パネルを縫い合わせ、外周のラインを端正に整える仕上げ技術です。日本ベッドでは寸法を厳しくチェックしたうえで、限られた職人だけがこの工程を担当します。

丸みを帯びたロールガードの上をまっすぐ縫い進めるには熟練が必要です。少しでも縫い代がぶれると側面が波打ち、マットレス全体のプロポーションが崩れます。日本ベッドが手作業を残しているのは、機械では出せない直線の精度を確保するためです。

寸法精度が高いと、ベッドフレームに載せたときの収まりが良くなります。フレームとマットレスの間に余計な隙間ができにくく、シーツを張ったときの見た目も整います。

タフティング(ハンドタフティング/ブラインドタフティング)

タフティングは、わた・詰め物・コイルを糸で結びつけて固定する伝統技法です。日本ベッドではシルキークチュールやシルキーレーヌといった上位モデルに採用されています。

接着剤で層を貼り合わせる方法と比べ、糸で締める構造は詰め物の繊維をつぶしません。天然シルクやカシミヤといった素材が本来持つ弾力と通気を残したまま、コイルとの一体感を確保できます。糸を表面に出すハンドタフティング、外から見えないよう仕上げるブラインドタフティングと、モデルによって手法が使い分けられています。

締め付け部分に使うタフティングボタンにも配慮があるのが特徴です。日本ベッドは硬い素材ではなく毛糸の束を使い、寝ている体がボタンの位置を感じ取らないようにしています。天然素材の質感をそのまま味わいたい方に向く仕上げです。

日本ベッドのマットレス全種類の違いを比較

厚みはシリーズ、硬さは線径で選ぶの図解(横=硬さ、縦=厚さ): シルキー レーヌ、ピロートップ、ポケットソフト、ポケットレギュラー、ポケットハード、シルキーパフ、シルキーシフォン、シルキーフォルテ

ここでは日本ベッドの全モデルの種類と違いを解説します。ラインナップは最高峰ライン・寝心地バリエーションライン・スタンダードライン・ビーズポケット系・電動ベッド専用ラインの5グループで構成されており、グループごとの比較表とモデル詳細を順に紹介します。

日本ベッドのマットレス選びは、シリーズで質感と厚みを決め、コイル線径で硬さを決めるという二軸で整理すると迷いません。同じシリーズ内であれば基本構造は共通で、変わるのは硬さや詰め物の素材だけです。

日本ベッドのマットレス全17モデルを、以下の5つのシリーズ別に分けて解説します。

  • 最高峰ライン(シルキークチュールライン)
  • 寝心地バリエーションライン(パフ/シフォン/フォルテ)
  • スタンダードライン(シルキーポケット ソフト/レギュラー/ハード)
  • スタンダード・エントリーモデル(ビーズポケット系)
  • 電動ベッド専用ライン(AJポケットマットレス)

最高峰ライン(シルキークチュールライン)

日本ベッドの技術と素材を惜しみなく投入した最上位グループです。手仕事のタフティングと最高級の天然素材を使い、厚みも26〜29cmとラインナップで最も贅沢な構成になっています。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。

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モデル名 厚さ 詰め物・素材 仕上げ技法 硬さ展開 寝心地の特徴
シルキーレーヌ 27cm シーアイランドコットン(表地)/カシミヤ+国産ウール(中わた)/高機能ウレタン ブラインドタフティング 硬さ選択なし 深くやわらかい包容感
シルキークチュール 26cm 国産シルク+ウール/高密度ウレタン ハンドタフティング 硬さ選択なし シルク層の上質な感触
ピロートップシルキーポケット 29cm 高比重ウレタン(キルト層)/高弾性ウレタン/シルキーコイル/ウール入 – ソフト/レギュラー 押し込むほど深まるソフト感

シルキーレーヌ

シルキーレーヌの製品画像

項目 内容
モデル名 シルキーレーヌ
厚さ 27cm
コイル線径/スプリング種別 –
サイズ展開 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング
詰め物・素材 シーアイランドコットン(表地)/カシミヤ+国産ウール(中わた)/高機能ウレタン

「シルキーレーヌ」は、日本ベッドが創業100年を記念して仕立てたシルキークチュールラインの最高峰モデルです。隈研吾建築都市設計事務所とのコラボレーションによってデザインされ、厚さ27cmという堂々とした佇まいを備えています。

表地には最高級綿として知られるシーアイランドコットン、中わたにはカシミヤと国産ウールを重ねています。接着工程を挟まないブラインドタフティングで詰め物とコイルを締め上げるため、素材が本来持つ弾力を損ないません。内部ではシングル1200個の千鳥組みポケットコイルが体を細かい点で受け止めます。

素材と技術の両方で最上位を求める方、寝室の設えごと仕上げたい方におすすめのマットレスです。硬さの選択肢はないため、明確に硬めが好みという方は同ラインのピロートップと比べてから決めると失敗がありません。

シルキークチュール

シルキークチュールの製品画像

項目 内容
モデル名 シルキークチュール
厚さ 26cm
コイル線径/スプリング種別 –
サイズ展開 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング(ダブル以上は受注生産)
詰め物・素材 国産シルク+ウール/高密度ウレタン

「シルキークチュール」は、世界的にも希少なハンドタフティング仕立てで組み上げられる日本ベッドの象徴的なモデルです。厚さ26cmの本体を職人が1台ずつ糸で締め上げ、わた・詰め物・コイルを一体化させています。

表面層には希少な国産シルクをウールと重ねて敷き詰め、中層には吸放湿性のある高密度ウレタンを配置。湿度の高い日本の気候でも蒸れがこもりにくく、シルク層のなめらかな感触が肌に触れます。タフティングボタンには硬い素材ではなく毛糸の束を使い、体に当たっても違和感が出ないような仕様です。

クラス感のある弾力と天然素材の質感を重視する方におすすめです。ダブル以上のサイズは受注生産で約30日を要するため、引っ越しや新居の入居日が決まっている場合は早めの検討が必要になります。

ピロートップシルキーポケット

ピロートップシルキーポケットの製品画像

項目 内容
モデル名 ピロートップシルキーポケット
厚さ 29cm
コイル線径/スプリング種別 –
サイズ展開 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング(キングはレギュラーのみ)
詰め物・素材 高比重ウレタン(キルト層)/高弾性ウレタン/シルキーコイル/ウール入

「ピロートップシルキーポケット」は、表面にキルト層を重ねたピロートップ仕立ての日本ベッドの上位モデルです。厚さ29cmはラインナップで最も厚く、ホテルの客室のような見た目に仕上がります。

高比重ウレタンのキルト層が体をやさしく受け止め、内部の高弾性ウレタンとシルキーコイルが荷重を支える二段構えの構造です。押し込むほどにソフト感が深まる一方で底付き感は出にくく、体重の重い方でも腰から沈み切る心配がありません。

硬さはソフトとレギュラーの2種類から選べます(キングサイズはレギュラーのみ)。包み込まれる寝心地とホテルライクな見栄えを両立させたい方におすすめですが、厚みがある分シーツはマチの深いものを用意する必要があります。

寝心地バリエーションライン(パフ/シフォン/フォルテ)

厚さ24cmで統一しつつ、表層の詰め物とコイル線径の組み合わせで「やわらかい〜しっかり」の寝心地を作り分けた3モデルのグループです。同じ構成のまま寝心地だけを選べるため、硬さの好みがはっきりしている方に向きます。比較表のあとに各モデルを詳しく見ていきます。

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モデル名 コイル線径 構造・詰め物 寝心地の傾向 サイズ展開
シルキーパフ – 表層エステル綿/中層ノアフォームウレタン/深層ポケットコイルの三層構造 ソフトでふんわり シングル/セミダブル/ダブル/クイーン
シルキーシフォン φ1.3mm エステル綿+高比重・高弾性ウレタン ふわモチッとした弾力感 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング(キングは受注生産)
シルキーフォルテ φ1.4mm – やさしさとかたさを両立 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン

シルキーパフ

シルキーパフの製品画像

項目 内容
モデル名 シルキーパフ
厚さ 24cm
コイル線径/スプリング種別 –
サイズ展開 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン
詰め物・素材 エステル綿(表層)/ノアフォームウレタン(中層)/ポケットコイル(深層)の三層構造

「シルキーパフ」は、日本ベッドの寝心地バリエーションラインで最もやわらかい感触を狙ったマットレスです。厚さ24cm、名前のとおりふんわりと体を受け止める表層に仕立てられています。

表層のエステル綿が体をソフトに受け止め、中層のノアフォームウレタンが沈み込みを支え、深層のポケットコイルが荷重を受ける三層構造です。シングルで1200個のコイルを備えるため、やわらかさの中にも体を点で支える力が残っています。

体重が軽めの方や、硬いマットレスでは肩が浮いてしまう方に向く設計です。反面、しっかりした反発を好む方には頼りなく感じます。やわらかい寝心地を最優先で選びたい方におすすめの1台です。

✓ ユーザーの声・実際の使用感
  • もっちりとした柔らかさが心地良く、店で試し寝したときのやさしい感触が忘れられずに選んだ
  • 標準的な硬さのモデルだと少し硬く感じる腰の弱い体にも、柔らかめでちょうど良い寝心地
  • 寝心地が良すぎて夜はすぐにぐっすり眠れるようになり、思い切って買い替えて良かったと実感できた

シルキーシフォン

シルキーシフォンの製品画像

項目 内容
モデル名 シルキーシフォン
厚さ 24cm
コイル線径/スプリング種別 φ1.3mm
サイズ展開 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング(キングは受注生産)
詰め物・素材 エステル綿+高比重・高弾性ウレタン

「シルキーシフォン」は、ふわモチッとした感触層とφ1.3mmのシルキーコイルを組み合わせた、日本ベッドの中間的な寝心地のモデルです。3モデルの中では、やわらかさと反発のちょうど中間に位置します。

表層にエステル綿と高比重・高弾性ウレタンを配し、沈み込みきる前に押し返す層を作っています。寝返りを打つときに腰から先に動かしやすく、夜間に何度も姿勢を変える方でも動作が重くなりません。

サイズはキングまでの5展開で、キングのみ受注生産となります。やわらかさは欲しいけれど沈み込みすぎるのは避けたいという、バランス重視の方におすすめです。

✓ ユーザーの声・実際の使用感
  • 腰が痛くなりにくく、ベッドに入るとすぐに眠りに落ちてしまうほど寝心地がとても良かった
  • ホテルに泊まっても、自宅のマットレスを上回る寝心地にはなかなか出会えないと感じた
  • 店頭で少し寝転んだだけで、マットレスに対する見方ががらりと変わるほどの心地良さに驚いた

シルキーフォルテ

シルキーフォルテの製品画像

項目 内容
モデル名 シルキーフォルテ
厚さ 24cm
コイル線径/スプリング種別 φ1.4mm
サイズ展開 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン
詰め物・素材 –

「シルキーフォルテ」は、「ふわっとしっかり」を掲げる日本ベッドの寝心地バリエーションラインで、最もかたい部類に入るモデルです。厚さは同グループ共通の24cmになります。

φ1.4mmのシルキーコイルを採用し、入床時のやさしい当たりと、体を乗せたあとの支持性を両立させました。深く押し込んでも跳ね返る弾力があり、腰まわりが落ち込みにくいのが持ち味です。

体格のしっかりした方、寝返りの回数が多くマットレスに沈み込みたくない方におすすめします。ふんわり包まれる感触を求める方には硬く感じるため、同グループのシルキーパフと寝比べてから選ぶと納得できます。

スタンダードライン(シルキーポケット ソフト/レギュラー/ハード)

日本ベッドの原点であり、最も選ばれている中核グループです。厚さ25cm・ウール入りという基本構成をそろえたまま、コイル線径だけを変えて硬さを3段階から選べます。比較表と各モデルの詳細で、自分の体格に合う硬さを見つけてください。

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モデル名 コイル線径 サイズ展開 寝心地 おすすめの方
シルキーポケットレギュラー(ウール入) φ1.3mm ハーフクイーン/スモールシングル/シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング(7サイズ) 最も標準的 初めて選ぶ方
シルキーポケットソフト(ウール入) φ1.2mm シングル/セミダブル/ダブル/クイーン やわらかめ 横向き寝の方、ソフトな寝心地を求める方
シルキーポケットハード(ウール入) φ1.4mm シングル/セミダブル/ダブル/クイーン かため 筋肉質の方、体格のしっかりした方

シルキーポケットレギュラー(ウール入)

シルキーポケットレギュラー(ウール入)の製品画像

項目 内容
モデル名 シルキーポケットレギュラー(ウール入)
厚さ 25cm
コイル線径/スプリング種別 φ1.3mm
サイズ展開 ハーフクイーン/スモールシングル/シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング
詰め物・素材 ウール入

「シルキーポケットレギュラー(ウール入)」は、日本ベッドを代表するロングセラーのマットレスです。厚さ25cmで最も標準的な寝心地に調整されており、改良を重ねながら定番であり続けています。

φ1.3mmのシルキーコイルが細かい点で体を受け止め、シリーズ内でも安定した体圧の分散を実現します。サイズはハーフクイーンやスモールシングルまで含む7展開で、寝室の間取りに合わせて幅を細かく選べる点も他モデルにはない強みです。

日本ベッドを初めて選ぶ方、硬さの好みが特にはっきりしていない方の第一候補になるモデルです。迷ったらまずレギュラーに寝てみて、そこを基準にソフトとハードを試すのがおすすめの進め方になります。

シルキーポケットソフト(ウール入)

シルキーポケットソフト(ウール入)の製品画像

項目 内容
モデル名 シルキーポケットソフト(ウール入)
厚さ 25cm
コイル線径/スプリング種別 φ1.2mm
サイズ展開 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン
詰め物・素材 ウール入

「シルキーポケットソフト(ウール入)」は、スタンダードラインのやわらかめモデルです。日本ベッドらしく、表面の詰め物を厚くするのではなくコイルの線径で柔らかさを作っています。

採用するのはφ1.2mmのシルキーコイル。細かい点で支えながらもやさしく沈み込むため、肩や腰の出っ張りが押し返される感覚が和らぎます。厚さ25cm・シングル1200個という基本構成はレギュラーと共通で、変わるのは支持力だけです。

横向きで寝る時間が長い方、肩の当たりをやわらげたい方におすすめします。ただし体重が重い方が使うと腰の沈み込みが大きくなるため、体格に不安がある場合はレギュラーを基準に検討してください。

シルキーポケットハード(ウール入)

シルキーポケットハード(ウール入)の製品画像

項目 内容
モデル名 シルキーポケットハード(ウール入)
厚さ 25cm
コイル線径/スプリング種別 φ1.4mm
サイズ展開 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン
詰め物・素材 ウール入

「シルキーポケットハード(ウール入)」は、スタンダードラインでしっかりした支持感を担当するモデルです。日本ベッドのシリーズ内では最もかたい部類に位置します。

φ1.4mmのシルキーコイルにより、沈み込みを抑えて体を面で押し返します。太めのコイルを高密度に配しているため、硬さと点で支える追従性が両立しており、硬いマットレス特有の背中が突っ張る感覚は出にくい仕上がりです。

筋肉質の方、体格のしっかりした方、硬めの寝床に慣れている方におすすめです。やわらかい寝心地を想像して選ぶと硬く感じるため、ショールームでレギュラーと寝比べてから判断すると失敗しにくくなります。

スタンダード・エントリーモデル(ビーズポケット系)

日本ベッドの製法を受け継ぎながら、より手に取りやすい構成にまとめた入門グループです。コイル数はシングル612個とシルキー系の約半分で、コイル1本あたりを太めにして支える設計になっています。比較表と各モデルの解説で違いを確認してください。

スクロールできます
モデル名 厚さ コイル構造 サイズ展開 詰め物・素材 寝心地
ビーズポケット 23cm ビーズコイル(硬さ3展開) ハーフクイーン(レギュラーのみ)/シングル/セミダブル/ダブル/クイーン 詰め物+伸縮性のある布地(ハードはハードフェルト併用) 硬さで選べる寝心地
ビーズポケットベーシック 22cm ビーズコイル シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/ハーフクイーン/シングルロング/セミダブルロング(7サイズ) – しなやかで芯のある寝心地
NB KINUウレタンマットレス 17cm コイル不使用(ウレタン構造) シングル/セミダブル ウレタン(側地3Dメッシュ) 包み込むウレタンの安定感

ビーズポケット

ビーズポケットの製品画像

項目 内容
モデル名 ビーズポケット
厚さ 23cm
コイル線径/スプリング種別 ビーズコイル
サイズ展開 ハーフクイーン(レギュラーのみ)/シングル/セミダブル/ダブル/クイーン
詰め物・素材 詰め物+伸縮性のある布地(ハードはハードフェルト併用)

「ビーズポケット」は、しなやかでしっかりした寝心地を持つ日本ベッドのビーズポケットシリーズの中核モデルです。厚さは23cmで、シルキー系より一段コンパクトな構成になります。

シングル612個のビーズポケットコイルに、上質な詰め物と伸縮性のあるエラスティック生地を組み合わせています。硬さはソフト・レギュラー・ハードの3種類から選べ、ハードはクッション層にハードフェルトを併用した高い支持力が特徴です。

コイル数が少ない分、シルキーポケットのようなきめ細かい追従性までは望めません。それでも日本ベッドのロールガードやフレックスアセンブリはそのまま受け継いでおり、国産マットレスの作りの良さを重視する方におすすめできる内容です。

✓ ユーザーの声・実際の使用感
  • 旅先のホテルで寝てみたら快適で、思わずどこのマットレスか調べたくなる寝心地だった
  • 布団派でもベッドに乗り換えたくなるほど、横になったときの心地良さが強く印象に残った
  • 今まで泊まった宿のなかでも群を抜いて眠りやすく、ほかのベッドでは物足りなく感じた

ビーズポケットベーシック

ビーズポケットベーシックの製品画像

項目 内容
モデル名 ビーズポケットベーシック
厚さ 22cm
コイル線径/スプリング種別 –
サイズ展開 シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/ハーフクイーン/シングルロング/セミダブルロング
詰め物・素材 –

「ビーズポケットベーシック」は、日本ベッドのラインナップで最も構成をシンプルにまとめたベーシックモデルです。厚さ22cmで、公式オンラインショップでは「ビーズベーシック」の名称で扱われています。

ホテル納入の経験から生まれたロールガードを採用し、ベーシックモデルでもエッジの耐久性と当たりのやわらかさを確保しています。サイズはロング仕様を含む7展開で、身長の高い方や来客用のモデルとしても選びやすい構成です。

詰め物の量は上位シリーズより控えめなので、包み込まれるような感触は望めません。それでも国産マットレスの基本性能は押さえており、はじめて本格的なマットレスを導入する方や、寝室以外に置くセカンドベッド用としておすすめです。

NB KINUウレタンマットレス

NB KINUウレタンマットレスの製品画像

項目 内容
モデル名 NB KINUウレタンマットレス
厚さ 17cm
コイル線径/スプリング種別 -(コイル不使用)
サイズ展開 シングル/セミダブル
詰め物・素材 ウレタン(側地3Dメッシュ)

「NB KINUウレタンマットレス」は、日本ベッドの公式オンラインショップ限定で販売されるウレタンマットレスです。コイルを使わない構成で、ポケットコイル中心のラインナップの中では異色の存在になります。

側地には通気性のある3Dメッシュを採用し、ウレタン特有の熱のこもりを抑えています。サイズ展開はシングルとセミダブルの2種類に絞られており、寝室に置くメインのマットレスというより、限られたスペースに収める用途に向く構成です。

スプリングマットレス以外の選択肢を探している方、公式EC限定モデルに関心がある方におすすめです。ショールームでの取り扱いは確認できないため、寝心地を試してから決めたい方は他のシリーズを検討してください。

電動ベッド専用ライン(AJポケットマットレス)

電動ベッドの背上げ・脚上げの動きに追従するよう設計された専用シリーズです。シルキーポケットスプリングとビーズポケットスプリングの良さを活かしながら、曲げを繰り返す可動部でも中身がずれない構造に仕上げられています。比較表のあとに各モデルを紹介します。

スクロールできます
モデル名 厚さ 対応する通常モデル スプリング種別 寝心地の傾向
AJシルキーフォルテ 25cm シルキーフォルテ – 頼りがいのあるかたさ
AJシルキーシフォン 25cm シルキーシフォン – モチッとした弾力感
AJシルキーパフ 25cm シルキーパフ – ソフトでふんわり
AJシルキーポケット 22cm シルキーポケット(レギュラー) – きめ細かく支える寝心地
AJビーズポケット 20cm ビーズポケット ビーズポケットスプリング しなやかで芯のある寝心地

AJシルキーフォルテ

AJシルキーフォルテの製品画像

項目 内容
モデル名 AJシルキーフォルテ
厚さ 25cm
コイル線径/スプリング種別 –
サイズ展開 シングル/セミダブル
詰め物・素材 –

「AJシルキーフォルテ」は、日本ベッドの電動ベッド専用ラインで最もしっかりした支持感を持つマットレスです。厚さ25cmで、シングルとセミダブルの2サイズが用意されています。

公式が「ふわっと受け止め、頼りがいのあるかたさで支える」と説明するとおり、入床時の当たりはやさしく、体を乗せてからは沈み込みを抑えます。電動タイプに合わせた曲がりやすい構造とし、内部のスプリングと外装をボタンタフティングで固定することで、角度を変えても中身がよれない作りです。

電動ベッドで腰が落ち込む感覚を避けたい方、体格のしっかりした方におすすめの1台です。やわらかい寝心地を求める場合は同ラインのAJシルキーパフのほうが合います。

AJシルキーシフォン

AJシルキーシフォンの製品画像

項目 内容
モデル名 AJシルキーシフォン
厚さ 25cm
コイル線径/スプリング種別 –
サイズ展開 シングル/セミダブル
詰め物・素材 –

「AJシルキーシフォン」は、シルキーシフォンのモチッとした弾力感を電動ベッド向けに仕立てた日本ベッドのマットレスです。厚さ25cm、サイズはシングルとセミダブルの2展開になります。

シルキーポケットスプリングを用いながら、電動タイプの屈曲に合わせて曲がりやすい構造へ組み替えました。スプリングと外装はボタンタフティングで結束されており、背上げと脚上げを毎日繰り返しても層のずれが起きにくくなっています。

硬さの好みが極端でない方、電動ベッドでも標準的な寝心地を確保したい方におすすめです。読書やテレビ視聴で上体を起こす時間が長い使い方とも相性が良いモデルになります。

AJシルキーパフ

AJシルキーパフの製品画像

項目 内容
モデル名 AJシルキーパフ
厚さ 25cm
コイル線径/スプリング種別 –
サイズ展開 シングル/セミダブル
詰め物・素材 –

「AJシルキーパフ」は、日本ベッドの電動ベッド専用ラインで最もやわらかい当たりを持つモデルです。厚さは25cmで、シングルとセミダブルから選べます。

ベースとなったシルキーパフのふんわりした表層を活かしつつ、電動ベッドの動きに追従できる曲がりやすい構造としています。体の凹凸に沿って表層が沈むため、同じ姿勢が続いても特定の部位だけが強く押し返される感覚が出にくい仕上がりです。

リクライニングを使う時間が長い方、やわらかい当たりを重視する方におすすめします。沈み込みを抑えたい方には向かないので、支持感を求めるならAJシルキーフォルテを選ぶのが妥当です。

AJシルキーポケット

AJシルキーポケットの製品画像

項目 内容
モデル名 AJシルキーポケット
厚さ 22cm
コイル線径/スプリング種別 –
サイズ展開 シングル/セミダブル
詰め物・素材 –

「AJシルキーポケット」は、日本ベッドのシルキーポケットスプリングをそのまま採用した電動ベッド専用の基本モデルです。厚さ22cmと専用ラインの中では薄めで、フレームへの収まりが良い構成になっています。

きめ細かく支える寝心地を維持したまま、電動タイプに合わせて曲がりやすい構造へ仕上げました。中身のスプリングとマットレス外側はボタンタフティングでしっかり固定され、可動を繰り返しても形状が保たれます。

電動ベッドでもシルキーポケットの寝心地を味わいたい方におすすめです。厚みを抑えたい方や、既存のベッドフレームとの高さバランスを気にする方にも選びやすいモデルになります。

AJビーズポケット

AJビーズポケットの製品画像

項目 内容
モデル名 AJビーズポケット
厚さ 20cm
コイル線径/スプリング種別 ビーズポケットスプリング
サイズ展開 シングル/セミダブル
詰め物・素材 –

「AJビーズポケット」は、日本ベッドの電動ベッド専用ラインでエントリーに位置するモデルです。厚さ20cmはシリーズ最薄で、シングルとセミダブルの2サイズが用意されています。

ビーズポケットスプリングを採用し、しなやかでしっかりとした寝心地を電動ベッド向けに再構成しました。曲がりやすい構造とボタンタフティングによる固定は他のAJモデルと共通で、長期間の使用にも耐える作りです。

コイル数はシルキー系に及ばないため、体の凹凸への追従はAJシルキーポケットに一歩譲ります。それでも国産の電動ベッド専用マットレスとしての基本性能は十分で、はじめて電動ベッドを導入する方におすすめできる選択肢です。

日本ベッドのマットレス選びのまとめ

この記事では、日本ベッドのブランドとしての成り立ちから、千鳥組みのポケットコイルやフレックスアセンブリといった独自テクノロジー、そして現行マットレスの全モデルの違いまでを解説しました。ラインナップは多く見えますが、整理すると迷う要素は多くありません。

選び方の軸は3つです。まずシリーズで質感と厚みを決め、次にコイル線径で硬さを決めます。硬さの好みがはっきりしないならスタンダードラインのシルキーポケットレギュラーが基準になり、シンプルな構成で選ぶならビーズポケットベーシック、電動ベッドを使っているならAJシリーズという整理になります。

硬さの感じ方は体重や普段の寝姿勢によって大きく変わるため、カタログの表現だけで決め切るのは難しいところです。日本ベッドは全国のショールームで実際に寝比べられるので、候補を2〜3モデルに絞ったうえで試し寝をしてみてください。この記事がマットレス選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

数年前に睡眠の質を見直したことをきっかけに寝具へ興味を持ち、これまで複数ブランドのマットレスや枕を実際に購入して使い比べてきました。各製品の寝心地や素材の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『寝具セレクト』を運営しています。

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